赤ちゃんのミルクの量は?飲んでもらえないときはどうしたらいい?

生後、赤ちゃんは
母乳とミルクを飲んで育ちます。

特に母乳には赤ちゃんに
必要な栄養素がたくさん
含まれています。

母乳には赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん

母乳には三大栄養素である
たんぱく質に脂質、炭水化物が
含まれています。

その他にも微量栄養素である
ビタミンやミネラル、
それからホルモンなどが
それぞれバランスよく含まれているんです。

特に初乳には免疫物質が
含まれています。

外界に出てきて間もない
赤ちゃんをしっかり守るために
病原菌やアレルギー物質から
守ってくれるんです。

更には特殊なたんぱく質が
整腸を働きかけ排泄を促します。

赤ちゃんだけでなく
授乳をすることでママにも
メリットがあります。

それは母乳の噴出時に出る
オキシトシンと言うホルモンに
関係があります。

オキシトシンの排出により
子宮の収縮が促され産後の
早期回復につながるためです。

母乳とミルクの量


母乳は基本赤ちゃんが
ほしがるだけ上げて大丈夫です。

目安としては1日に8~10回程度と
なっていますが10回以上のお母さんもいます。

飲み方や赤ちゃん自身のペースに
よって回数もそれぞれですから、
赤ちゃんの求めるままに授乳してあげましょう。


しかしミルクの場合は違います。
ミルクは母乳よりも消化吸収に
時間がかかるため、
欲しがるだけあげてしまうと
吐き戻しをしてしまう可能性があります。

一度ミルクをあげたら
3時間程度は置くのが
基本と言われています。

しかし母乳と一緒で飲み方や
その時の体調など様々な要素が重なり、
1回で飲める量は変わってきます。

ですから回数で神経質になる
必要性はありません。

あくまで目安として
認識してもらって、
今のペースがいいかどうかは
赤ちゃんの体重の増え具合を見て判断しましょう。

購入した粉ミルクのパッケージに
目安を大幅に変えなくてもいいかもしれませんが、
それぞれ個人差はありますので
体重の増え具合を見ながら作ってあげましょう。

もし基本的な量や回数の
ミルクが飲めていなくても
体重がちゃんと増加していれば
そこまで気にする必要性はないということです。

量が適正でも赤ちゃんが
下痢や便秘になりがちなら
一度調整した方がいいかもしれません。

赤ちゃんの機嫌なども注意して見てあげましょう。
もし作った一回分を飲みきらなくても、
それを薄めて使ったりするのはやめ、
必ず新しく作ってあげましょう。

無理に飲ませすぎる必要性はありませんが、
しかし感覚が空きすぎると赤ちゃんが
脱水症状に陥る可能性があります。

必要時は入眠していても起こして
授乳してあげましょう。

ミルク・母乳が足りないサイン


ミルク・母乳が足りていない場合に
現れるサインがいくつかあります。

体重の減少

上記で書いたように
体重が増えているか
どうかが重要なポイントです。

出生後、3~4日後は生理的体重減少があり
減ってしまいますが、それ以降は増えていきます。

目安の回数は授乳出来ていても
体重が増えていない場合は、
量が足りていない場合があります。

こまめに体重のチェックを行い
増えているか記録しながら確認しましょう。

もし減っていくようであれば
早めに地元の保健師さんに相談をしましょう。

便秘


哺乳でしっかり水分が取れていないと
便秘がちになりやすいです。

もちろんそれ以外にも様々な
要因が起因しますが、
哺乳量の不足がその1つになるわけです。

便が固くて赤ちゃんが
排便時に苦痛そうで
あれば便秘といえるでしょう。

数日ほど間隔があいても
スムーズに排便できていれば
問題ないです。

排泄が上手くできないと
飲んだミルクを吐いてしまう場合も
あります。

哺乳量や回数を見直ししても、
便秘の状態がよくならない場合は
すみやかに病院につれていきましょう。

イレウスなど腸機能にかかわる疾患や、
また別の部位の罹患から間接的に
便秘になっている可能性もあります。

排尿量が少ない

赤ちゃんの排尿回数は
1日に7~8回程度と言われています。

おしっこの回数が少ない場合は
哺乳量が足りていない可能性があります。

出ている尿もオレンジ色の濃縮尿で
あれば水分が足りていない可能性があります。

このように脱水傾向にある場合は、
哺乳量だけでなく室温などの環境と
発汗状況も影響してくるので
改めて確認してみましょう。

活気がない

なんだか元気がない、という場合も
哺乳量が足りていない場合があります。

機嫌が悪かったり、
飲んでもすぐ泣いたりする場合も
哺乳量が考えられます。

ほしがる時には十分に与えてあげましょう。
もちろんげっぷが上手くできなかったりしても
ぐずることがあるので、授乳後は縦抱きで背中を
とんとんとたたき、げっぷがしやすいように
働きかけてあげましょう。

活気は大事なバロメーターです。
哺乳だけでなく、けがや病気の可能性も十分あります。

全身や皮膚の状態など
しっかり観察して必要であれば
病院へつれていきましょう。

赤ちゃんがミルクを飲んでくれない


せっかく用意したミルクを
赤ちゃんが飲んでくれないことも
もちろんあります。

嫌がっている要因を探ってあげましょう。

ミルクの温度が適温ではない

ミルクの温度は適温でしょうか。
基本的に40℃くらいの温かさが適温とされています。

乳首の具合が好みじゃない

哺乳瓶の場合は乳首の形が
赤ちゃんにとって好ましくない場合があります。

乳首の形はメーカによって
素材も形も違います。

他のものを使ってみるのも
ひとつの手です。

哺乳瓶が嫌

2か月頃を過ぎると、
混合栄養の赤ちゃんの場合、
哺乳瓶自体を嫌う場合があります。

発育状態に問題がなければ
母乳だけにしてもいいかと思います。

どうしても飲まない

色々原因を探ってもどうしても
飲んでもらえない場合は、
他の人にバトンタッチして飲ませてもらう
と案外すんなり飲んでもらえる場合もあります。

焦る前に自身も息抜きして協力者に頼みましょう。

哺乳・授乳時のこつ

哺乳・授乳時のこつを知っておくと、
スムーズに飲んで貰えることができ、
赤ちゃんとのコミュニケーションもはかれるでしょう。

目を合わせて話しかける

赤ちゃんと目があうのは
大体6~7か月くらいからと言われています。

それまでは大体10センチくらいの
距離であれば見えますが、
ぼんやりと認識できません。

しかし、そのぼんやりとした
視界の中でもママの顔の各パーツ、
目の黒さや唇の赤さを理解し、
それが安心できるものであると認識していきます。

抱っこした状態で赤ちゃんと目を合わせ、
微笑みながら話しかけてあげましょう。

飲み終えてもすぐすぐは
乳首を離さずゆったり
見守ってあげましょう。

乳首の角度は45度程度が
適正と言われていますが、
飲みやすい角度は実際に
飲ませながら確認してあげましょう。

哺乳・授乳タイムは赤ちゃんとの
親密性を高める大事な時間でもあります。

病気などでないかぎりは
なるべくマスクをせず顔を
見せて安心させてあげましょう。

げっぷを促してあげる

哺乳・授乳後はげっぷを
促してあげましょう。

赤ちゃんはまだ飲むのが上手ではないため、
ミルクと一緒に空気を多く飲み込んでしまいます。

縦抱きで背中を優しく
たたいてあげてもいいですが、
頭を横向きにして寝かせてあげると
げっぷがしやすいと言われています。

うつぶせでげっぷを促すのは
危険ですのでやめましょう。

窒息の原因になってしまいます。

哺乳・授乳タイムを大切に

哺乳・授乳は赤ちゃんの育成に
とって重要な役割があります。

そして、親子の関係性を高めるのにも
必要かつ大事な時間なのです。

普段家事や仕事に追われて
中々時間がつくれないママパパも、
この時間は、しっかり赤ちゃんに向き合える時間なので、
見つめてあげながら赤ちゃんが
うったえたい事や体の状態を理解してあげましょう。